代表取締役 辻 美知子 インタビュー
未来を型づくる仕事──
次の50年へ、仲間とともに
次の50年へ、仲間とともに
建物の「型」をつくることは、未来のかたちをつくること。
大阪を拠点に、1960年の創業以来、50年以上にわたって型枠工事に取り組んできた辻和建設株式会社は、今、新たな節目を迎えています。
高度な技術力と堅実な仕事ぶりで信頼を積み重ねてきた同社が、次の50年に向けて見据えるのは、「総合建設業」への挑戦です。
今回のインタビューでは、代表取締役の辻 美知子 氏に、採用にかける想い、そしてこれからの辻和建設株式会社について語っていただきました。

- 採用で最も重視しているポイントは何ですか?

- 採用で重視しているのは「成長意欲」と「主体性」、そして「協調性」。
私たちが採用において大切にしているのは、経験や技術よりも、その人がこれからどう成長していきたいかという意志です。
受け身ではなく、自ら課題を見つけて行動できる「主体性」、そして現場で必要不可欠な「協調性」。この2つは、どんな職種であっても欠かせない素養です。

- どんな人と一緒に働きたいですか?

- 求めるのは、まっすぐに学び続けられる人
これまでの経験や知識は問いません。私たちが求めているのは、素直に学び続けられる人です。
フィードバックを前向きに受けとめ、自分なりに考えて行動に移せる方であれば、経験ゼロでも必ず成長できます。むしろ、何色にも染まっていない「真っ白」な方ほど、丁寧に育てていきたいと考えています。

- 社員教育で大切にしていることは何ですか?

- 教育で大切にしているのは「誠実さ」と「人との向き合い方」
技術的な指導だけでなく、私たちが最も重視しているのは "人としての成長"です。
社内外問わず、関わるすべての人に対して、相手の立場を思いやった誠実な対応ができること。そのために、理念と行動が一致するような教育を大切にしています。これは現場でも、事務でも、すべての仕事に共通する「土台」です。

- 辻和建設の強み・特徴はどこにありますか?

- 辻和建設の強みは、「精度」と「継続」
当社は1960年創業、父の代から50年以上にわたって型枠工事に特化してきたプロフェッショナル集団です。
±3mmの精度を手作業で実現し、特に大型建築や複雑な構造物の型枠を得意としています。
その実績と信頼が評価され、大手ゼネコン様をはじめ、多くの現場に呼んでいただける会社へと成長してきました。

- 今後のビジョンを教えてください。

- これからの50年は「総合建設業」へ
今後、辻和建設株式会社は型枠工事の枠を越え、総合建設業としての新たなステージへ進もうとしています。
内装や住宅、建築工事など、多様な領域に技術を広げながらも、「安全」「安心」「品質」という原点は変わりません。
どんな現場でも"辻和らしさ"を守りながら、さらに地域や社会に貢献できる会社を目指していきます。

- 最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

- 未来を型づくる仕事を、一緒に。
型枠工事とは、建物の「型」をつくる仕事ですが、それは言い換えれば、未来のかたちを築く仕事です。
これからの時代を支える建物、空間、人のつながり──
その土台を、一緒につくっていける仲間を、心からお待ちしています。
ひとつの技術を磨き続けてきたこと、そしてそこから未来を見据えて歩み出すこと
辻 美知子社長のお言葉からは、ものづくりに向き合う真摯な姿勢と、これからの「人」に対するまなざしが、まっすぐに伝わってきました。型枠のように"見えないところ"を大切にするその在り方が、次の50年をつくる土台になるのだと感じています。
(取材・文:Margin Design)
